おとーさんのバイク日記

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zoom RSS 78th 浅間ミーティング・スピリッツ参加のバイク達

<<   作成日時 : 2014/10/07 00:43   >>

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前日の好天とは打って変わって土砂降りの浅間ミーティング。古い会員さん達からは、「久しぶりの浅間ウェザーだねえ。(笑)」という声もたくさん聞こえました。

こういうときは出来るだけスムースにミーティングを進めて、解散時間を早めにするべく運営する。というのは昔から変わっていないのではありますが、今回のテーマ「350cc以下の4気筒車」へのエントリーは何と2台!

元々レアな設定ではあるものの、ちょいと寂しい台数になっちゃいました。まさか天候に合わせた訳ではないのでしょうが。

350の4気筒と言えば、ホンダのCB350Four。モトグッチ350GTS位しか思いつかないけど、250クラスなら、いっぱいあるのにね。

実際企画を担当した方にお聞きしたら、会員さんがクラブに申告している「持っているバイク」にはたくさんあるんだそうです。でもね、持っているには持っているけど,すぐには動かせない。いや、動かない。って言うバイクが殆どなんだそうですよ。

言われてみれば、確かに350以下の4気筒を、日常の足にしている人って少数派?メカ的には魅力的だけれど、短気筒、2気筒に比べればけして扱い易くはないし、メンテも大変。でも、技術の塊でもあるのは確かですから、今回のミーティングを機会に、見直されるとうれしいですね。

え、文章が長い?先に言い訳して置きますが、今回カメラの合羽を忘れてきて、普段サブで使ってる防水のコンデジだけで撮影したもんで、画像の出来がひどいんですよ。何とか文章でごまかしているので、突っ込まないでね。m(_ _)m

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ホンダ・ドリームCB350Four 347cc 1973年式

69回のデレガンスにも参加されたバイク。CBをこよなく愛するご主人のCB750Fourと同じカラーリングに身をまとった奥様用の350。シート高とか、もろもろが奥様用にセッティングされています。

オーナーご夫婦には申し訳ないのですが、製品としての位置づけが今ひとつはっきりしないんですよね。このモデル。

フラッグシップとしてのCB750Four、それよりずっと扱い易いCB500Fourがありながら、なんでさらに小型の350をつくったのだろ?

確かに価格は安いんです。当時の価格は、265,000円。CB750Fourの385,000円、意外に高いCB500Fourの335,000円と比べるても随分安い。

でもね、現役世代としては、音は勇ましいんだけど遅かった。と言うイメージしかないんだよなあ。実際、当時は「2気筒より遅い4気筒」なんていわれてた。スペック上では負けている、CB350エキスポートの方がずっと軽快で早かった印象がありますね。

「CB750やCB500では、当時の日本人の体格には大きすぎる。という声から開発された空冷4ストローク2バルブSOHC直列4気筒は、絶対的パワーよりも低中回転域での扱いやすさとフラットトルクを重視した。」って事にはなっていますが。本当のところは4気筒にすればメチャクチャ速くなると思ったんじゃないの?ホンダさん。

そんなこんなで、2年間しかつくられなかった短命のモデル。

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レアものです。部品も残ってないから、維持していくのは大変でしょう。がんばって下さいね、鈴鹿のお方。

それにしても、後継モデルのCB400Fourはなんであんなに印象が違うんだろう。408ccモデルで比べると、パワーウエイトレシオは全く同じなんですよ?やっぱりイケメンにはかなわないのかな?

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ホンダ・ホーネット 249cc 1999年式

1996年に発売されたホーネット。

最大の特徴は、1987年発売ののCBR250FOUR以来の、カムギアトレーン水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒エンジン。CBR250R・CBR250RR・ジェイド・ホーネットと受け継がれ、2006年まで生産されていた名機です。

249ccで4気筒と言えば、1気筒辺り62.25cc。ボア/ストロークが48.5mm / 33.8mmのオーバースクエア。シリンダー直径が5p無い。

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普通の人なら指4本。私の指なら3本がやっと。それが4本並んで、中指の第2関節位までの行程を行ったり来たりで、レッドゾーンが16,000rpmの市販モデル。40ps./13,000rpm!

とんでもない技術ですよね。

でも、タイヤが前130/70-16、後ろが180/55-17という「ビッグフット」128ps/200kgのCB900RRと同じサイズ。こちらは34kgも軽いのに、なんで?

実排気量よりも大きく見せたかったのかも知れません。この時代以降のホンダのバイクには、何か「迷い」が見られます。

私事で恐縮ですが、1983年発売の、VF750Fに乗っていた時期があります。上手なメカさんに巡り会ったせいでもありますが、5速でリミッターに当たる素晴らしい性能のバイクでした。でもね、エンジン周りで外から見える部分のボルトは全部黒クロームのヘックスなのに、アンダーカウルを外してみたら、見えないところは普通の六角ボルト、銀色の。同じパネルを止めているボルトなのに。がっかりした覚えがあります。

すでにバイクジャーナリストだった、故中沖理事長も、ホーネットを初めて見たとき「あのタイヤは格好よくないよなあ。」って言ってましたっけ。

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ヤマハ・FZ250フェーザー 249cc  1985年式 “Mr. Nakaoki’s FINAL Shoe.”

その中沖さんが、最後に選んだのがこのバイク。この車体そのものです。同じ排気量ながら、ホーネットよりさらに高回転のレブリミット17,000rpm。45ps/14500rpmです。タイヤサイズは前100/80-18、後ろが120/80-16。

中沖さんはお元気な頃から、先立たれたお友達が所有していたバイク達のその後を気にしておられました。

バイク乗りの子供がバイク好きとは限りません。奥様、あるいはご主人が、パートナーが残したバイクの価値を完全に理解しておられるとも限りません。

そして、オーナーさんが亡くなったとたんに、雨後の竹の子のごとく現れる、「昔からの友人」と、「生前の約束」。

そういった事への憤りを、よくお話しされていらっしゃいました。

そしてご自身も体調を崩されます。心筋梗塞とその治療。お元気になられたと思っていたある日。お会いしたとたんに聞かされた。「いやあ、おれ癌なんだよ。」

なんて応えれば良いんだろうね。そんなこといきなり言われたら。(笑)

それからの自分始末はお見事でした。R1、YDS1、サンダーバード1号、その他諸々。の引受先をきちんと決めた上、ご自身用に完璧にカスタマイズされたグッチをこの人以外にはないよな、というお方に引き継いで、最後にご自身用に選んだのが、このフェーザー。

ご自身の体調、体力を考慮して、「今、楽しめるのはこのバイクだよ。」って。なぜフェーザーなのかってお話しを聞かせてくれましたっけ。でも実際に乗れたのかな?そういうチャンスはなかったかも知れません。

でも、中沖さん所有の頃に、最後にこいつにガソリンを入れたのは、名古屋の親方だというのは確からしい。(笑)

このバイクも。素敵なオーナーさんに引き継がれています。

今までよりもこれからの方が短くなっちゃった我が身を思うとき。この自分始末を見習えたらばと思っています。

「偉そうなこと言って、お前は中沖さんから何を受け継いだんだよ。」って?

それは、「ナイショ」



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