おとーさんのバイク日記

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zoom RSS 第71回アサマミーティング・コンクールデレガンスのバイク達。part1

<<   作成日時 : 2011/05/24 01:59   >>

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回を重ねて第71回になる浅間ミーティング。新会場で2回目となるミーティングは久しぶりの浅間ウェザーに見舞われました。

春のデレガンスはノンジャンル。色んなバイクが出てきますが,今回は私が知る限りの最年長車。なんと100年物が登場しました。そちらはpart2の方に載ってます。乞うご期待。

それではエントリーNo.順に紹介していきます。

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富士産業 ラビット S-25 1950年 148cc

戦闘機製造で有名な中島飛行機(株)が、終戦と同時に富士産業(株)と改称し、民需品として生産を始めたのが、ラビット・スクーター。

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戦時中「隼」のスタッフだった技術者達が試作1号車を作ったのが1946年。
その後、様々な改良を経て、1950年の12月に世に出たのがこのS-25。

その後富士産業は,富士重工となり、1971年の12月に生産が終了するまで、ラビットは日常的な風景として,そこかしこで見かけたものです。

このS-25。大卒の初任給が3千円ぐらいだった当時に11万円という値段だったそうで、まあ高級車。

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車体は余剰品のジュラルミン製。とっても可愛いスペアタイヤだけは当時のオリジンルのまま。そういえばラビットの試作車には、トレッド無しの、爆撃機「銀河」の尾輪が使われていたそうですね。

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このタイプは前後ともちゃんとしたサスペンションが付いています。リアもリジットではありません。

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カウルを明けると強制空冷ファンが付いたエンジンが顔を出します。この辺の見た目は、まさしくラビット。

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始動は押しがけのみというシンプルな造りだったようですが、車齢60年とは思えない軽やかな走りを見せてくれました。

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大東製機 DSK A50 1955年式 496cc

1953年から、大東製機株式会社がBMW R25をコピーした、DSK A-25の製造販売を始めます。後にR-51のコピーであるA-50も生産するようになります。

今回の車両はA50ですから、R-51ベースの、大東製機製と言う事になります。

DSKというのは社名の略称ですが、それをもじった「デンスケ」という愛称で呼ばれて親しまれていました。

コピーとは言え、当時の国産車の中では高価。それでも結構売れた様で、BMWに眼を付けられ、ドイツから調査が入ります

調査後BMWは輸出をしないことを条件に、製造販売を正式に許可したばかりか技術支援もやったらしいですね。いわば「お墨付き」をもらったことになります。

ところが、1957年に火事に遭い、工場が焼失。大東製機はオートバイの生産をやめてしまいます。

それではあまりにももったいないからと、販売ディーラーが集まって、DSK自動車工業として再興。あまり長続きはしなかったのですが、そこでR-26のコピー、DSK-ABの生産を最後にデンスケは消えてしまいました。

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オーナーさんは、このバイクを日常的に(結構いけない領域で)使っておられるらしく、武勇伝も聞こえて来るぐらい,絶好調でした。(笑)

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ホンダ ドリーム CS72 1960年式 247cc

1957年に、それまでの短気筒から2気筒になった、当時のフラッグシップ、C70がデビュー。それにセルが付いてC71へ、それが12V、ウエットサンプになって20psのC72になったのが1960年。

ここから4半期ごとに怒濤のマイナーチェンジの嵐がやってきて、CU72に、CV72、輸出モデルも出て、同1960年にアップマフラー、タンデムシートと一体になったダブルシートのCS72となります。

高圧縮比、ツインキャブで24psになったCB72が晴海のモーターショーでデビューしたのも1960年だから、この頃のホンダってすごかったというか,何というか。

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それも同じ様に見えて微妙に形の違うマフラーやら、何やらと、生産はさぞやこんがらかったのではないでしょうかね。

その分ここのモデルは短命であったとも言えるわけで、CB72以前のモデルをグッドコンディションで維持していらっしゃるオーナーさんには頭が下がります。

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モトモリーニ トレセット 1960年式 175cc

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MMブランドのモトモリーニは、1937年創業だから結構古いメーカー。1940年ダイン後半から世界GPに挑戦し、60年代にはジャコモ・アゴスチーニや63年のホンダのライバル、タルクィニオ・プロヴィーニなどもいた名門。

その後、カジバに買収されたり,投資ファンドに売られ,現在はドカティ傘下のメーカーとなっています。

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175cc4ストロークOHVエンジン搭載のモデルは、1953年以降7タイプほどあるのですが、セパハンで遊び心いっぱいのツインマフラー搭載モデルは,「トレセット・スプリント」ではないかと思うのですが、定かではありません。

その辺はメーカーさんもオーナーさんも、そんなには気にしないのがラテン流。

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それにしてもこのヘッドでOHVって・・・中はどうなってるんだろう?

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反対側にはあるんだけど、通り道。

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モトパリラ 1958年式 350cc

パリラと言えば「175」の GSかSPORT、えらの張った銀色タンクに黒の縁取り。っというのが頭に浮かんじゃうのですが、この350は別物。

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「Veltro」の対米輸出モデルの「Clipper」ではないでしょうか?

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175のシングルシリンダーを二つ並べた様な特徴的なツインエンジンは、19ps/5600rpmで、最高速は90mph(144km/h )だったとのこと。

それにしても1958年(昭和33年)でこのデザイン。CS72の2年前のモデルですからね。イタリアンデザインにはかないませんね。

この頃から,授受に雨が強くなって、VTやGPの走る頃がピークになっちゃいました。

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ホンダ VT250 FE 1985年式 248cc

デザインと言えば,何があったのか知れませんが、1980年代に,日本のオートバイのデザインは大きく変わります。カワサキZ1、ホンダCB900F辺りから、それ以前の流れから大きく異なる路線に変わっていったように思います。

ただ、そこで大きく変わった物がもう一つあるような気がします。それが、このVT250Fの頃から始まった、コストダウンという要求なのではないでしょうか。

例えばこのVT。スリムで軽量。メチャクチャフラットで乗りやすいエンジン特性など、取っても良いエントリーバイクなのですが。

コストダウンの結果、赤さびするローターを隠すためのインボードディスクとか、見えるところはヘックスボルト。でもカウルを外すとその下は普通のボルト。といった具合に。

その後の変遷が垣間見える。私にとってはちょっと寂しいシリーズです。

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それにしても、ジーンズでこの雨の中。Oさん、大変でしたね。

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スズキ GP125 1980年式 123cc

このバイク知ってました?

外観はどこから見ても70年代後半のスズキそのもの。ロゴがなくてもスズキだってすぐ解る。

エンジンは2スト・ロータリーバルブで14psとなかなかのもの。

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でもあらためて思い出そうとしても、乗ったこともないし、周りに乗っていた方も殆ど知らない。

そのくせ、ググって見ると、海外にはファンが山ほど。ヒットしてくるSUZUKI 125のファンサイトはCS72より多い。

何とも不思議なバイクです。

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トーハツ ツインアローLA3 1962年式 124cc

同じ125でも短気筒のLA2Bに対して、「2気筒、ツインキャブ」のツインアロー!というカタログを見たことがあります。

シングルの10.3ps・最高速度110km/hに対して、12ps・115km/hの性能は,仕事にもレジャーにも。といううたい文句でした。

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オーナーさんは親子参加で両方持ってきてくれていたのですが、今回は2気筒の方を息子さんが乗ってくれました。

ところでLA2Bは、現在記念館に展示されています。興味のある方は是非そちらも見に来て下さい。

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カワサキ 750RS 1974年式 746cc

なんだかこのZ2はとっても優雅で品よく見えるなと思ったら、純正のメッキ4本マフラーだったんですね。

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それぐらいZ2といえば、4into1ばっかりでした。この車両もよく見ると、ハンドル周りやイエローハロゲンなど、結構手がはいっているのですが、4本マフラーは新鮮でした。

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色々と楽しませてくれた高剛性のバイクでしたが、この雨の中だと、ソリッドのブレーキには。ちと不安が残ります。

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ん?CR?

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ホンダ MD90 1975年? 89cc

郵政カブなんですが、ちょっと良くわかりません。オーナーさんも年式不詳と言う事ですが・・・

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このタンクとサイドカバーの組み合わせには違和感があります。オリジナルではないのでしょうね。

何処でどうなったのかは解りませんが、年式が違っていても部品は合いますよVWビートルみたいな感じ。

それだけ、有りもんの部品で使い倒された働くバイク。と言う事なのでしょうね。

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ホンダ ロードフォックス 1985年式 49cc

ホンダの3輪スクーターって結構いっぱいあって、大元は1981年製の「ストリーム」。それが82年に「ジャイロ X」、83年の小型軽量版「JOY」「ジャスト」を経て、1984年に「ロードフォックス」(輸出名GYRO S)が発売されます。

それまでのシリーズが、基本的にはスクーターの駆動系を使っていたのに対し、ロードフォックスは、一体ユニットで,右後輪のみを駆動し,デフを持っていないのが特徴。

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そのため、サイドカーほどではないにしろ、左右で旋回特性が異なり,低いシートやギア比の設定もあって,どちらかというとスポーティーな、ATCの様な気分で乗っている方も多いようです。比較的安価だしね。

様々改造パーツも出ていて、ミニカー登録したり,わざわざトライクにして普通免許が必要になるよう改造したりする方もいるみたいですね。

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ホンダ モンキーBAJA 1995年式 49cc

モンキー、ダックスのシリーズはそのかわいさと手軽さ。ミニバイクレースのベース車両としてのパーツの多さなどから,個人、ショップ、メーカーと色々なレベルでバリエーションが作られています。

特にモンキーシリーズは,一見フォルムが大型バイクに似ている事から,様々なバリエーションが生まれ、浅間のデレガンスにも,チョッパー風等、色々出てきましたよね。

ショップのものでは、モンキー・ダビッドソンなんてのもあったっけ。

そんなバリエーションをメーカーが作っちまったのがこのモンキーBAJA。

アメリカで有名なエンデューロ「バハ1000」ラリーレイドとは違い、とにかく最初にゴールした奴が勝ちという単純なレースですが、それをモチーフにしたXR250BAJAのグラフィックと,ヘッドライトをそれっぽく付けたのがこのモデル。

噂によると,何処かのショップがやったのを見て製品化しちゃったそうですが、本当の所は解りません。

これに被せてアフリカツインみたいにする「モンキーBAJAアフリカ・キット」というカウルみたいな物もあって、確か9万円ぐらいだったと思うけど、発売とほぼ同時に売り切れたという、何とも不思議な時代のお話しではあります。

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レアものと言えばこのエンジンガードもレアもの。実は「アフリカキット」を被せるには,このエンジンガードと、純正キャリアがマストアイテムだったしします。

この頃のホンダって、ほぼ全モデルにエンジンガードのオプションがあったのだけど、買ったけど使わないアイテムの筆頭みたいなもんでした。我が家にもVF750Fのとか、CB750F(DOHCのね)等が何処かに転がっているはず。

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モトグッチ V7 1970年式 703cc

イタリアの名門モト・グッチ。V7というのは、Vツインエンジンを搭載した最初のモデルで、これはツアラータイプのスペシャルですね。

もちろん現行のV7クラシックとは別物。静かでスムースで、タンデムツーリングには最適かも知れません。

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今回のランは、バイクと言うより、愛すべきオーナー夫婦のためにあるようなものでした。

雨でタンデムランは見られませんでしたが、末永くお幸せに。

【続く】

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内 容 ニックネーム/日時
GP125ですが、レースのベース車両として多く使われたそうで、残っている車体が少ないそうです。ロータリーディスクだからチューンしやすいというのもあるんでしょうね。
ノーマルでもトルクがあって乗りやすいバイクだと、オーナーが言ってました。
nokaz
2011/05/25 12:03

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