おとーさんのバイク日記

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zoom RSS 「しらせ」から「SHIRASE」へ  南極観測船、第2の船出… なんちゃって。

<<   作成日時 : 2010/05/03 10:50   >>

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なんだか新聞記事みたいなタイトルですいません。

私が、ネット上の「サポーター」の一人として、ウェザーリポートなどを送ったりしている。民間の天気予報会社「ウェザー・ニュース」が、退役した南極観測船「しらせ」を手に入れた。と、一言で言ってしまえばそういうことなのですが、そこに至るまでには色々あったようです。

それはそれとして、本日は新生「SHIRASE」のグランドオープンセレモニー。参加を希望したサポーターも招待されています。私もその一人。

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集合場所は、京葉線の新習志野駅。こういうことでもなければ縁の無かった駅かも知れません。

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そこから埠頭まではシャトルバスで。1万1600トンの船体が姿を現すと、車内にはどよめきが。

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艦名こそ、「しらせ」から「SHIRASE」に変わったものの、艦番も塗色も現役時代と同じ。本来ならまずいはずなのに何故?と思ったら、現在は船籍登録されてないとのこと。

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受付を済ませて最初に案内されるのが、01甲板の飛行甲板。ウェザーニュースのスタッフはとても親切で、知ってることはみんな教えてくれます。

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「SHIRASE」は元々自衛艦です。主機や、その制御システムも軍用の物。ということは、軍事機密に当たる物も沢山ある。ということで、主機と、3軸のプロペラは外されています。

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浮かんでいても船じゃないから、その歴史的価値を考慮して、なるべく現役時代のままにしてある。という事のようです。動かないから、艦長も資格はいらないし、本当ならこんな物もいらないんだけどね。

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理屈はともかく、2008年まで現役で、25回の南極航海をこなした船です。今後も観測ステーションとして活躍するでしょう。

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01甲板をうろつきながら、待つことしばし。ヘリコプター格納庫で、セレモニーが行われました。

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その後、ウェザーニュースのスタッフに案内され、館内見学です。先ずは第1甲板に降りて、居住区画を見せてもらいます。

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航海要員の船室は、6人部屋から10人部屋ぐらいまで、大きさは何種類かあるようです。船体が大きい(就航当時は最大の自衛艦でした。)こともあって、艦船の居室としてはかなり広い印象です。

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実際に使われていた船なので、生活感が残っています。航海要員の船室と、観測隊員の船室では、構造は同じなのに雰囲気が大分違います。軍人と民間人の違いでしょうか?

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食堂です。士官用かな?と思われるラウンジスペースが隣接しています。

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ここでは、氷山のサンプルに触ってみたり、

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氷山の氷をテイスティング出来たり。

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氷山の氷は、全く癖のないピュアな味でした。これを使えば本物のオン・ザ・ロックが出来る?

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こんな物が、通路の至る所にあるのも、艦船ならでは。

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「酒保」と言うと、カウンターでもありそうですが、

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実際は、私有物の酒類を保管するロッカーがあるだけ。orz

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医務室には、手術台が残されていました。現役時代に使用したのは3回だけだそうです。

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床屋さんもありますが、理髪師がいたわけではなく、隊員同士でカットしたそうです。宗谷の時代には、アポロキャップをかぶせ、はみ出したところを切る。てなことやっていたようです。いつの時代も、こういうことを趣味にしたがる人っているもんですよね。

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研究員の為の、ライティングデスクが並ぶ書斎スペース?が何カ所かあるのも観測船ならでは。

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報道関係者など、特別なお客さんのためのVIPルームは、個室で専用のシャワー室付き。

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こんな部屋もありました。

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今はソファーがあるだけですが。

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壁には、ブリッジの艦長席と同じコミュニケーションシステムが装備されていました。

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居住区を抜けると、飛行甲板下の作業スペースに出ます。

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そこを登って再び01甲板へ。船の最後尾から、船首方向を見ています。正面にヘリコプターの格納庫と。飛行管制室が見えます。

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次は、格納庫の上。ブリッジ甲板に上がります。

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飛行管制室を裏から見たところです。上にのっているのレドームは、高層気象観測用のゾンデを追跡するためのアンテナが入っています。現在は、気象衛星とのリンクに使っているそうです。

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管制室とブリッジの間にファンネルがありますが、

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そこに張ってあったコーションプレート。自衛艦共通の物の様です。もちろん「SHIRASE」には、射撃管制はありません。

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ブリッジのさらに上にある上部操舵室。砕氷航行をするときに、氷の薄いところをさがしながら操船するためのサブブリッジで、操舵もこの中で出来るようになっているそうですが、個々まではしごで登って、氷の海で操艦するって言うのはあんまり楽しそうじゃ無いですね。その上にあるのはTACANのアンテナ。

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いよいよブリッジです。この船のブリッジは、船幅最大の所にあって、幅が28mもあります。

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3軸の機関制御板。最大の所が「一杯」という表示になっているのも、艦船独特の表示。

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操舵輪です。・方位031、取り舵7度、(笑)

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操舵手目線で前方を見るとこんな感じ。

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ブリッジに、艦長と副長がやってきました。ウェザーニュースの宮部副社長と、三浦雄一郎氏です。

艦長の頭の上にあるラッパ状の物は操舵指示を聞くための「伝声管」。後ろの天井から下がったパイプは、勤務に当たる乗組員が、身体を支えるための物で、ブリッジ全幅に渡って備えられています。基本的に艦長以外は座って勤務に当たることはありません。

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艦長席の前にある、艦内通信システムの制御板。

観測隊長公室にあったのと同じもので、別にマイクを差し込んで使用します。その他に、甲板員との連絡システムや、ホーンのスイッチがあります。画面には映っていませんが、無線用の受話器もあり、情報センターになってます。

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艦長席の上にある計器、3軸それぞれの回転計と、舵角計ですね。

船がどっちにどの位の勢いで進もうとしているのかが解る、基本的な情報源というわけです。

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ブリッジを見せてもらった後、ボートデッキから退艦しました。

ラッタルが急角度なのが解るでしょうか?艦内の階段はみんなこんな角度。改めてこの船は客船じゃ無いという事を実感させられます。

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こういう船に乗ったのは久しぶりなので、とても楽しめました。ウェザーニュースの皆さんご苦労様でした。また、丁寧なご案内をいただきありがとうございました。

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ネットから予約すれば、少人数のグループでも見学できる様になるそうなので、機会を見つけてまた見学に行きたいと思っています。

次は息子達を連れて。

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