おとーさんのバイク日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 故きを温ね・・・

<<   作成日時 : 2009/06/15 10:42   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ちょっと前のバイクのことをブログに書いたり、その記事がクラブのHPに転載されるようになって数年が経ちます。読んで下さる方が増えるに従って、間違いを指摘されたり、情報を頂くことも多くなり、記事にする前の下調べの時間がどんどん増えています。

画像

1台のバイクから、その車両やメーカーにまつわることを調べる。という作業は結構面白くて、時々そっちにはまってしまうことがあります。

画像

最近はまったのは英国製の「空飛ぶノミ」について調べた時。バイクよりも、企業そのものの歴史が面白いんです。かいつまんで勝手な解釈でまとめると、

「ロイヤルエンフィールド」という会社、1893年に自転車会社としてスタートしますが、1899年頃までにはエンジンつきの自転車や、四輪車なんかも実験的に作っていたようです。本格的にオートバイを作り始めたのが1901年。1912年にはマン島TTに出場したりしてます。

第一次世界大戦の勃発により英国陸軍省より大量の発注を受け、第二次世界大戦集結まで軍用のオートバイが生産の主力になります。戦争特需に上手く乗れたわけですね。

第二次世界大戦後の1955年にインド政府が国境警備用にモデル「Bullets」を正式採用。そのノックダウン生産のため、インドの「Madras Motors」との合弁会社「ENFIELD INDIA,Ltd.」を設立するのですが、当時のインド国内法により、持ち株の50%は「Madras Motors」が所有することとになります。

画像

これが良かったのか悪かったのか。その後、英国本社の方は日本車の猛攻に遭い、1970年にはなくなってしまいます。でも「ENFIELD INDIA,Ltd.」は、その影響を受けることもなく、商標権も買い取って、現在も延々と「Bullets」の生産を続けているのはご存じの通りです。

ところで、このヒストリー。途中までどっかの会社と似てませんか?

戦争による軍需バブルを日本の高度成長からバブルの崩壊まで。日本車の攻勢による売上げ不振を世界不況に置き換えてみると・・・・最近発表されたロングセラーモデルの新型も、殆どは海外法人が作っているって言うし。ちょっと怖い感じがしてしまいます。

インドという国は最近まで工業生産国としてはあまり認識されていませんでしたが、ノックダウン生産で技術を磨き、教育に力を注ぎ、今や立派な技術大国ですよね。(何しろソ連製の戦闘機と米国製の戦闘機を同時に運用していた国ですから。設計思想から工業規格まで違うだろうに、大変な技術だと思います。)

この傾向は、最近のアジアの国々に共通してみられる状況ではないでしょうか?

コストを意識するあまり、何か肝心なものを切り捨てているように感じてしまいます。「ロイヤルエンフィールド」は立派な皮をのこしました。「インディアン・エンフィールド」はマニアの間では人気のモデルです。

画像

「あの会社。昔は良いバイクつくってたんだよねー。」なんて事にならないように願っています。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
故きを温ね・・・ おとーさんのバイク日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる